導入状況確認書の調査項目

ソフトウェア資産管理

ソフトウェア資産管理プログラムにて私が提出した「導入状況確認書」の主な調査項目です。

調査対象によって内容が異なる可能性もありますので、参考程度にご覧ください。(私が事前にネット上で得た情報とは実際異なる個所もありました。)

調査は、数年に一度という事ですので、私の会社も数年後の再調査が考えられます。そのときの為にも、覚書として記しておこうと思います。尚、調査項目名は導入状況確認書そのものでは有りません。理解しにくい項目名は、自分が理解し易いように変更して有ります。

お客様情報

会社名、所在地、担当者の連絡先を記入

使用デバイス台数

デスクトップ、ノート、サーバーについて現在利用中の台数を記入。※所有していても故障して使っていない物は、含まれないとの事。

※ipadなどのタブレットは、ノートとして数える。※WindowsOS以外のマシンも対象

契約等

過去4~5年に購入したボリュームライセンスの購入名義を記入。購入した可能性のある名義を書いておけば、購入履歴を調べて頂けるのでこれは助かりました。実際に、二度目の連絡時に所有しているボリュームライセンスの一覧を添付して頂けた。

関連会社契約

親会社や子会社が購入したボリュームライセンスを使用している場合に記入。これは、企業によっては調べるの相当大変じゃないでしょうか。関連会社のシステム担当者がしっかりとライセンス管理をされていないと大変ですよね。出向いていって調べるのも難しいでしょうし。

マイクロソフトパートナーネットワーク

マイクロソフトパートナーネットワークの会員なら会員番号を記入。

使用ソフトウェア情報

マイクロソフト社の製品をインストールしている数を記入。OSも対象です。

購入形態によらない(ボリュームライセンス、パッケージ、プレインストールなど全部)

※ダウングレードして使っている場合は、ダウングレード後のバージョンで数える必要があります。これが一番大変だったかも。特にプレインストール版のライセンス証書の管理が悪く、どこにあるのか探すのが大変でした。

※同じバージョンでもエディションが違うと別製品として数えます。

個人に割り当てられた開発製品

Visual Studioなどの開発用製品の利用人数を記入。インストールしている数ではなく、利用している人数であることに注意。MSDNスクリプションの会員なら、会員番号も記入します。

使用中のサーバー製品

所有サーバーにインストールされているマイクロソフト製のサーバー製品の数を記入。こちらも同バージョンでもエディション毎に数えます。

サーバーへのアクセス数(CAL)

サーバーへアクセスする為のライセンス(CAL)の所持数量を記入。台数管理、ユーザー管理どちらで管理しているかによって、記入欄が異なります。

また、複数サーバーへアクセスしている場合は、最上位バージョンのサーバーへのアクセスのみ記入。
※スマフォとタブレットもサーバーへアクセスしているなら数えます。私自身にCALの知識がほとんど有りませんでしたので、これは記入が大変でした。サーバーの購入先にCALについて詳しく教えて頂いて、記入しました。

CALに関して調べてみると、無駄にライセンス料を払っていたのもわかりました。

一覧にないマイクロソフト製品の記入

この欄を使うときは、ワードやエクセルを単体で購入しているケースが多いのかと思います。入力欄をクリックすると製品一覧からソフトウェア名とバージョンが選択出来ます。

Windows Terminal Services とRemoto Desktop Serviceの使用状況

これは、使っていないなら「いいえ」で済みます。「Windows Terminal ServicesとRemoto Desktop Service」が良くわからなかったので、参考にしたページ。

Remote Desktop Services Overview
SQL Serverの使用状況

SQL Serverの数とSQL Serverへのアクセスを記入。記入はライセンスモデル別です。

  • サーバー/CALモデル
  • プロセッサーライセンス
  • コアライセンス

CALと同じくライセンスモデルの知識が、私にはほとんど有りませんでした。わからないときは購入先に確認取って教えて貰うのが一番早いですね。これももうちょっと勉強しなくてはと反省しました。

オンラインサービスの使用状況

Office365とBPOS製品の使用数量を記入。

仮想サーバーの使用状況

仮想サーバーを使用している場合、物理サーバー単位で物理OS名と仮想OS名、仮想OSの使用数を記入。

ボリュームライセンス版以外のOffice製品の使用について

プレインストール版とパッケージ版が対象

  • Office製品を含むマスターイメージを作成し、複数のPCへイメージ展開をしているか
  • イメージ展開を行っている台数
保有ライセンス

所有しているマイクロソフト製品のプロダクトキーを専用のシートに入力します。導入状況確認書の記入で一番大変だったのがこの項目です。

プロダクトキーは、ソフトウェアのエディション毎に記入します。同エディションなら多数所有していても10個のキーを入力でOK。

例えば、プレインストール版のOffice2010 personalを30本所有していたら、そのうち10個のプロダクトキーを入力します。キーが正しく入力されるとシート上に”OK”の文字が出ます。利用しているソフトウェアのバージョンがバラバラだとキーの入力に相当時間が掛かります。

プレインストールのCDが見つからずに苦労しました。パッケージで購入した製品は、箱に入っている為か、意外と簡単に揃いました。OSに関しては、PC側面に貼ってあるCOAを調べて廻りましたが、壁際に設置されたPCやサーバーはCOAが見えない位置にあり、本体を移動させるのに苦労しました。

ノートPCは、ひっくり返さないとだめなので、これも面倒でした。誰かが使っているとやりにくいんですよね。

最後にソフトウェア資産管理熟成度について質問が10項目あります。選択式なので、あまり面倒ではありません

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